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(111) 茨城県 梅の名所めぐり
 

昨今では花見といえば桜の花を指しますが、奈良時代には中国から伝来したばかりの梅が鑑賞されており、平安時代に桜に替わっていったそうです。
『万葉集』では、桜を詠んだ歌より梅を詠んだ歌が多く、『古今和歌集』ではその数が逆転しているのだそうです。
今年は関東に2度の大雪が降り、例年以上に春の訪れを心待ちにしている方も多いのではないでしょうか。
茨城県の梅の名所、筑波山梅林と偕楽園では、梅まつりが始まっています。
桜の花見はまだまだ先ですが、一足先に梅の花見に茨城県を訪れました。

つくば市にある筑波山梅林は、約1千本の梅がある日本百名山のひとつです。山の斜面に梅林がありますが、歩道も整備されており、梅の木のすぐ近くまで行って花を観賞することができます。
訪れたこの日が梅まつりの初日とのことで、露店やイベントステージの準備と大変活気にあふれ、梅の模様の見事な振袖を着たつくば観光大使の皆さんが、笑顔で観光客を出迎えていました。

水戸市の偕楽園は、約3千本の梅がある日本庭園で日本三名園のひとつであり、関東三大梅林のひとつです。梅まつりの期間は大変な賑わいで、付近は大渋滞になるとのことですが、こちらも梅まつりが始まってまだ数日、それほどの混雑もなく、のんびりと散策することができました。
広い園内には約100品種の梅の木があり、それぞれの梅の木に、品種の書かれた木札がかけられており、木々が大切にされている様子がうかがえます。

実は、大雪の影響でどちらの梅林も開花している花は10%程度、花の品種を見比べるほど開花していないため、咲いている木を探して歩くような状態でしたが、そのぶんじっくりと花を向き合えたような、そんな梅見の一日でした。



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