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(148)甥っ子と折り紙
 

ブータン人夫の姉には2人の息子がいます。私が結婚してブータンに住み始めた時に1歳だった甥っ子は14歳になりました。以前は今のように家でインターネットは繋がらず、旅行の仕事も手伝っていなく、自分の子供も生まれていなかったので今以上に暇があったような気がします。甥っ子とは絵を書いたり折り紙をしたりして遊んでいました。

そのうち旅行の仕事を手伝うようになり、自分にも息子ができ、甥っ子もひとり増え、子供達同士で遊ぶようになったので、私自身は子供達と遊ぶことも少なくなっていました。その間も日本から来たお客様から折り紙をいただいたり、私も折り紙の本をあげたりしていたので、手先が器用で物を作るのが好きな甥っ子は折り紙で遊んでいました。

3年前ぐらいに日本からのお客様から立体的な薔薇の折り紙をいただきました。甥っ子にその薔薇の折り方を知りたいと言われ、折り図は見つけたのですが折り方が難し過ぎてわかりませんでした。ブータンに住んでいる日本人の方が知っているというのでまずは私が折り方を覚えて、甥っ子に教えてあげました。甥っ子はこの薔薇を折れた頃からどんどん難しい折り紙に挑戦するようになりました。今ではより綺麗に折れるように自分で折り方を工夫したりもしています。

この冬に甥っ子は初めて日本に行きました。小さい頃からずっと行きたかった日本ですし、年齢的にもいろいろなことを感じられるかなと、日本を観光するだけでは勿体ないので、私の実家で少し長期間滞在しました。小学校と中学校にも一日ずつですが体験入学することができました。

小学校では先生に甥っ子が折った薔薇の折り紙を見せると驚いていました。そして折り紙が得意だと紹介してくれ、みんなにも好きな折り紙を折らせ、できた折り紙を彼の机に持って行って説明するようにと交流を図ってくれ、その折り紙をプレゼントしてくれました。生徒達も親近感を感じたのか直ぐに仲良くなり楽しい一日となりました。そして甥っ子も家に帰ってからクラス全員分の薔薇を折って送り、6年生だったので卒業の贈り物にしました。

他にも学校に不登校気味の女の子とも折り紙を介して交流し、他人の家にも行けなくなっていた彼女が我が家にも遊びに来てくれ、彼女の笑顔も見ることができました。

日本では折り紙は伝統もあり折り紙で遊ぶことは好意的に思われていますが、ブータンでは色とりどりの折り紙も手に入らないのでノートを正方形に切って作ったりしていて、紙を無駄に使っている、散らかしていように思っている人もまだ多い感じがします。甥っ子の両親もブータンに来た日本人の方が彼の折り紙を褒めているのを見る以前は同様な感じでした。少しずつでも折り紙の良さ、楽しさもブータンで定着すると良いなと思います。


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