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(160) Seattle
 
Seattle

イチローがこの春シアトルマリナーズに復帰してくれて、なんともうれしい...  そしてわたしはシアトルと聞くだけでとても懐かしい気持ちになってしまいます。わたしは19から22までの3年間(1989-1992)を学生としてシアトルで過ごしました。私の知るシアトルはイチローもいなかったし、アマゾンもありませんでした。でもスターバックスやタリーズなどのエスプレッソをベースにしたいわゆるシアトルスタイルコーヒーの文化は既に確立していて、シアトルのダウンタウンを歩けばエスプレッソマシンを置いたコーヒースタンドがブロック毎にあり、ミルクをスチームする音がシューシューとあちらこちらから聞こえてきていました。当時はまさかスターバックスが地球を征服するとは少なくともわたしは予期していませんでした。

シアトルは曇りか小雨というなんともすっきりしない天候が1年の内4分の3は続くのですが、夏はその鬱憤を晴らすかのように本当に気持ち良く晴れ渡ります。アメリカ北西部ではそこそこの都会なのに、自然が豊か。ピュージェットサウンド湾の穏やかな海(水温が低くて泳げないですが)。レイク・ワシントンやグリーンレイクといった湖。少し車を走らせれば90年代ツインピークスで有名になったスノコルミー滝。富士山そっくりのマウント・レイニア。水と緑が直ぐそばにあり、自然とうまく調和した暮らしがそこにはあります。

シアトルで観光といえば、マリナーズ観戦や地味めなスペースニードルもありますが、やっぱりパイクプレイスマーケット。シアトルの食や文化がギュッと詰まっています。魚屋の売り子が景気のいい声をはりあげ、客が注文をすると、氷をしきつめた中にいる魚を、カウンターの向こうにポーンと放り投げ、もう一人の売り子がキャッチする。そんな賑やかな光景がそこにはあります。地元のシーフードや野菜果物を始め、素敵なレストラン、インターナショナルなファーストフードショップ、デリやカフェなどもあって、おいしいものにたくさん出会えます。25年(四半世紀か!)も前のの話ですが、当時わたしがはまっていたのがトルコのパイ。フェタチーズとほうれん草のパイ、チキンとマッシュルームのパイ。すばらしく美味しかったのを思い出します。今もまだあるか調べてみたら、Turkish Delightまだ存在していました!
週末のマーケットではあちらこちらでストリートミュージシャンが演奏をしています。いつかまた、そんな音楽を楽しみつつこのパイを味わう。遠い青春の日を再現してみたいです!


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