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(171)ブータンのスーパーマーケット
 

ブータンのスーパーマーケット

ブータンでは、野菜は週末開かれる市場で、肉は大きい肉の塊が店内にぶら下げられている肉屋で計り売りしています。

そして、生鮮食品以外の食料品や雑貨を扱う店の多くは、店員の後ろの棚に商品が並んでいて、店員に口で欲しい物を伝え取ってもらうような対面式の小さなお店です。

棚にある商品を自分で選んで、レジで精算してもらう形式のスーパーマーケットと呼ばれるお店もあります。ここ近年は首都のティンプーだけでなく、他の都市にもでき増えてきています。

しかし、日本にあるスーパーマーケットとは少し異なります。生鮮食品は市場で週に一度まとめ買いする習慣が続いているからか、生鮮食品は管理が難しいのでお店が置くのを避けるのかわかりませんが、野菜などの生鮮食品は殆ど置いていません。ですから、スーパーマーケットに行けば全て揃うという便利さはありません。

そして、多くのスーパーマーケットでは商品に値札を付けていません。ブータンでは加工製品をあまり作っていないので、殆どの物が輸入品です。大半はインドからの輸入品で、インド製品はほぼ値段が記載されていて、インド通貨のルピーとブータン通貨のニュルタムは常に同じ価格なので、インド製品は値段がわかります。しかし、最近はバンコクや韓国などの他の国からの輸入品も多く、レジに行って初めて値段がわかり、びっくりすることもあります。また、コンビニエンスストアのように殆どセール品がありません。

ティンプーで人気があるスーパーマーケットに“エイト・イレブン(8ELEVEN)”というお店があります。営業時間にちなんで“セブン・イレブン”と名付けられ、現在は24時間営業のコンビニエンスストアと名前が似ていますが、このお店の営業時間は8時から11時(23時)ではなく、11時頃から8時(20時)頃で、むしろ他のお店よりも開店時間が遅いです。

ブータン人は見知らぬ人ともおしゃべりを楽しみます。そして、日常の買い物でも人とのコミュニケーションを楽しんでいます。お店は便利さを追求するだけのものではないのでしょう。

   

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