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(22) 金木犀の香り

 会社帰り、すっかり暗くなった何時もどおりの道を歩いているとどこからともなく金木犀の香りがしてきた。この香りにであうと秋の深まりを感じる。ほとんどの日本人がそうであるように春の沈丁花、秋の金木犀で私は季節を感じる。都心のオフィスで働く私にとって、自然や季節のうつろいを感じるうれしい瞬間でもある。

 いまから、10数年前 秋の季節に南京を訪れた。当時はホテルの自由もなく指定されたホテルは南京郊外の孫文夫人の宋慶齢の別荘として使われていた屋敷だった。大きな門をくぐり、暗い木々の間を車でしばらく走り、大きな玄関口に着いた。車を降りた瞬間 むせ返るような金木犀の香りが私をつつんだ。翌日 ホテルの部屋から外をみると昨夜の冷え込みのせいだろうか、まるで金色の粉をまいたように金木犀の花が一面に落ちていた。昨日 車でぬけてきたのは金木犀の林だということに気がついた。
 あのむせ返るような香りと一面に落ちた金木犀の花は私の南京の思い出のひとつになっている。

 先日、新聞で興味深い記事をみつけた。加齢で嗅覚は劣ると思われているが、生活の仕方で嗅覚を鍛え、老化を止める事は可能。『肝心なのは普段の生活態度。色々な場所に出かけ、色々な香りをかぎ、常に多様な刺激を受けることで若さは保てる』と結んであった。

 今でも南京郊外のあの金木犀の林はあるだろうか?また 南京の金木犀の香りに出会いに行きたくなった。若さを保つためにも。

      
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