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(63) 私のバリアフリー体験

 年も明けて間もない1月15日、下見に行っていた長野県で雪ですべり転んだ。 運悪く雪がなかったレンガの上でひざを強打した。その晩から足がはれなんとなくいやな予感。翌日 医者に行くと骨折です、しばらく安静に。完治まで3ケ月ですねと冷たい診断。確かにレントゲンをみるとお皿の下に線がはいっている。その翌日には、北京に行くことになっていた。ギブスを薦める医者になんとか添え木ですませてもらい松葉杖を借りた。

 さて どうしたものかと考えたが、幸い添乗ではなく現地で会議に出席する仕事だったので北京行きを決行することにした。 ターミナルまでは家族に送ってもらい、リムジンバスに乗り込む。ここでバスの階段を登るのに苦労する。一番前の優先席がありがたかった。また 降りるときも一苦労。バスのステップがこんなにも高いものだと初めて知った。

 予約していたのは、日系航空会社だったので特別カウンターで頼んであった車椅子に乗る。若い女性が静かにやさしく車椅子を押してくれ、機内へ。北京到着後は、やはり車椅子の出迎え。ところがその車椅子の押し方の早いこと、降りた乗客のあいだを右へまがり左にとカーブをきりながら進んでいく。乗っている私は、いつ 振り落とされるかと思いながら、日本と中国の違いを実感していた。  

 北京では 連日 車で会議場に移動する毎日だったので、とりわけ不自由がなく過ごせたが、私を悩ませたのはトイレだった。意外と洋式が少ないことに気がついた。

 今回の会議は中国で特別に運行される豪華列車について近隣諸国の旅行社が集まり、相談をするという内容だった。北京市内の引込み線場でその列車を見学をするという日程があった。中国の列車は車高が高く、プラットホームもない線路の上におかれた列車に乗りこまなければ車内は見学できない。各国が連合軍で私を押し上げ、車内にひきあげてくれた。ここで友好が深まったのはいうまでもない。  

 今はかなり良くなって、普通に歩いているが、駅の階段には苦労させられる。昇りのエスカレーターをつけている所は多くなってきたが、くだりのエスカレーターがついていない所がない所も多い。降りる時のほうがこわくて痛いのに・・・・。  

 ご旅行に出かけられるお客様の中には、足の悪い方も多く、自分が怪我をして始めて不自由さを実感した。痛い目にはあったが、普段 気がつかいないことがたくさん見えたように思う。  

 転んでもただでは起きない私のバリアフリー体験でした。


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