【156】親子でクルーズ旅行

 最近流行のクルーズ旅行。各旅行会社に並ぶパンフレットの中でも相当なスペースを占領し、テレビの旅番組に限らずニュースなどでもよく目にするようになりました。

 今までの日本におけるクルーズのイメージは、クイーンエリザベス号や飛鳥Ⅱなどの世界一周何百万円の船まさに“タイタニック”の世界で、「高額、長期間、堅苦しいドレスコード、船酔い、・・・」といったものでしたが、実際は全く逆でした。先日、私が子供と乗船したプリンセスクルーズをご紹介したいと思います。

 一番の魅力は、2,700人乗り巨大豪華客船でありながら、1日当たり3食付で1万円~という低料金設定(1室3~4人目は無料などの設定もある)、日程も6日間からのショートクルーズがあり、短いお休みでも乗船可能、さらに近年日本発着のコースを通年就航しており、わざわざ海外の港まで飛行機と車を乗り継いで行かなくても最寄の港から乗れることでしょうか。さらに行きも帰りもスーツケースは自宅⇔船客室の前まで宅配してもらえるのでとても楽でした。子供が一緒の場合、この点はとても大きなメリットです。

 今回子供を同伴するにあたり心配したのが、船酔い、病気、退屈しないか、でした。船酔いは、最新技術によって船自身で揺れをある程度制御するよう設計されており就寝時にもほとんど感じませんでした。また、初日から2日間発熱するというトラブルに見舞われましたが、日本発着船の医務室には日本人医療スタッフが居て安心でしたし、客室内のテレビでは日本語の映画(日本未公開の新作も)が見放題で子供向けチャンネルも充実していたので安静中も全く飽きることはありませんでした。それどころか、広い船内を探検したり、5ヶ所あるプールを全部制覇したい(子供の入場不可のプールもあり)、食事を毎回どこで食べようか、あの面白いウェイターさんの所がいいなどと大忙しでした。そんな子供が一番気に入っていたのはキッズセンター。3~7歳と8~12歳は別室になっていて専属のスタッフが毎日早朝~夜10時まで無料で保育してくれます。日替わりでいろいろな遊びのプログラムが組まれておりずっとそこに居たいと言う程でしたが、実際はシアターでのマッジクショーや、4階吹き抜けのメインエントランスでの生卵落し等様々なイベントや、豪華景品抽選会や、大量の風船が落ちてくるダンスパーティー等等・・・これに寄港地での観光に出掛けていたら本当に休む暇もありません。

 すっかりクルーズの虜になってしまった子供が、次は祖母と乗りたいと折に触れ誘っています。最近膝の調子の悪い母にもバリアフリーで問題ないし、日本発着クルーズならば日本人クルーも居て船内表示もほぼ日本語表記で言葉の面でも安心です。何より船内スタッフがとてもフレンドリーで言葉の通じない子供も楽しめ、外国客船ならではの雰囲気と、堅苦しすぎないフォーマルディナーで非日常の豪華な休日を満喫出来ました。私的にはサバティーニ(有名イタリアン:別料金)での夕食と、次回はカジノを楽しみに行きたいです。

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