第7回 季節替わりの開運尽くし 4月

といかわ

桜の季節、卒業式に入学式、そして社会人への出発など、たくさんの方が新しい生活シーンに入られますね。

エミール先生

そうですね。それでは、今回は季節替りの開運づくしをテーマにしましょうか?

といかわ

はい!ぜひ。

エミール先生

まづは身近なところから・・・・。
クローゼットの中を整理しましょう。

といかわ

ドッキリ!

エミール先生

整理することによって、大切な時の選択に迷わなくなります。
日常的に取捨選択のレッスンをしておくと思考回路がクリーンになります。
また 季節が変化する時に片付けものする習慣は家の中にあるマイナスの気を追い出す風水アクションなのです。

といかわ

私の思考回路がクリーンでないのはそのせいなのですね。

エミール先生

それは何とも・・・・(苦笑)

といかわ

他にはありますか?

エミール先生

玄関を綺麗にしましょう。玄関は気の出入り口、汚れがあると人間関係が非生産的なものになってしまいます。家族が元気で折り合いが良い一家の玄関はいつもキチンとしています。

といかわ

確かに思い当たる節があります。

エミール先生

玄関にある雨傘もたたみましょうね。広げたままの雨傘をそのままにしておくのは健康上もよくないですからね。

といかわ

はい 他にはありますか?

エミール先生

南・東南方向にピンクの花や飾りましょう。良い気はこの二つの方位から飛び込んでくるので・・。
「幸せをお迎えする」気持ちでね。ただし、ドライフラワーは退気と考えるのでさけましょうね。

といかわ

クローゼットを整理し。玄関を綺麗にして、花を飾る。
気持ちさえあれば、何とかできるかもしれません。頑張ってみます。

つづく

エミール先生の一言

 一年前のこの日は、まだこれから開花する桜もあり、もう少しお花見ができたような気がします。
今年は3月中旬を迎えた頃から届いた花便りに、人通りの少ない場所を選びながらプチ花見をしておりました。
温暖化なのでしょうか、それとも桜がセッカチになってきたのでしょうか?
いずれにしても小学生時代、入学式の頃になると桜のトンネルをくぐり抜けていた頃と、季節感のズレを感じています。

 さて4月といえば、旧暦4月8日はお釈迦様の誕生日。
日本では新暦でお祝いをしていますが、灌仏会・降誕会・仏生会・浴仏会・龍華会とも言われているようです。
花御堂の中に入ったお釈迦様の、お立ち像に竹のひしゃくで甘茶をかけお参りします。
 この習慣は生まれたばかりの身体に、九つの龍が天から綺麗な水をかけ産湯としたから・・・、或いはまた空から甘露の雨がふってきたから。
花びらと共に四天王や天人が降臨して、お釈迦様の誕生を祝福したから等、諸説様々です。
灌仏とは仏さまに香りのよい水をそそぐことですから、この日の開運アクションに好きな香りのお茶を飲むのも良さそうです。

 ところで「お釈迦になる」という言葉は、この灌仏会にいわれがあります。
江戸時代の鍛冶屋が使っていたもので、火が強すぎてダメにした金物に対する隠語。
「し(火)がつよ(強)かった」という江戸弁(江戸弁は「ひ」と「し」がいれかわる)が、「しがつようか(4月8日)」に通じて「お釈迦」という言葉になったのだとか。
 ともあれ、この日だけではありませんが、お料理では火加減に気をつけた方が良さそうです。

 さて、みなさまの4月はどんなプランですか?
コロナ禍に振り回されてはいるものの、できる範囲で春を満喫してくださいね。
一度しかない人生ですから!

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