【146】おいしいお蕎麦は、栃木にあった 出流そば

先日弊社で催行した栃木バスツアーに、アシスタント添乗員として同行させて頂きました。栃木と江戸料理がテーマのツアーで、興味深いお料理にたくさん触れることができました。

栃木県といえば日光の湯葉、イチゴなど、栃木県ならではのおいしいものがたくさんある印象でしたが、おいしいお蕎麦も有名だとは知りませんでした。
訪問したのは栃木市の西北、出流地区。石灰鉱山を越えて山奥へ分け入るその土地は、出流山満願寺の門前町として江戸時代には多くの参拝客が訪れ、現在は名物『出流そば』を求めて多くの観光客が訪れるのだそうです。

数人分を大きな竹のざるに盛り付けをするのが特徴の『盆ざる蕎麦』は、見た目にも迫力満点。地元産にこだわり、美味しい水で打たれたお蕎麦は、甘みと香りとしっかりとした弾力があります。そばつゆは控えめの薄味で、蕎麦の旨みを引き立たせています。
山の美味しい空気の中で頂くお蕎麦は、感動のおいしさでした。

「丸い盆ざるに盛られたお蕎麦、おいしかったな」
「また、食べたいな」
「栃木に、お蕎麦食べに行きたい!」

こんな風に、一日二三度はその味を思い返しては、社内や自宅でひとり蕎麦への熱い思いを呟いてしまう。後を引くおいしさのお蕎麦との出会いでした。
また時期を変えて、おいしいお蕎麦を堪能するため、栃木を訪問してみたいと思います。

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