【252】ノスタルジア台湾

15年ぶりに台北に行きました。今回は、農業従事者の方の視察が目的でした。

台北の農業事情、流通、生産を視察しながら観光も楽しみます。

台北ならではの夜市も見学。人気の士林夜市は、屋台の数少なくなった?と思ったら、

地下に大きなフードコートができていて、食事はフードコート内でするようになったとか。日本語メニューもあって清潔でトイレも綺麗で安心して食べられます。

 視察の一つに、台北屈指のお茶の生産地 台北市鐵觀音包種茶研究所に行きました。ロープウェイに乗ること30分、自然の景色を楽しみながら到着したのが猫空(マオコン)。

猫空って名前が可愛いですよね?でも猫がいるわけではありません。お茶の製造過程を

見学し、たくさんのお茶を試飲した後には、高台にあるので、市内を眺望しながらの食事も楽しみましょう。ここでしか食べられない「茶葉料理」はあらゆる料理に茶葉を使い、香り、味を楽しみます。焼き飯とスープ、鶏肉料理が特に美味しかったです。

 観光では、十分の天燈上げが好評でした。ランタンの四面に自分の夢などメッセージを書いて最後に火をつけて上げるのです。天に上がっていくランタンを見ると願いが叶うようで嬉しくなりますね。

 次は、レトロの街並みで人気の九份へ。スタジオジブリの「千と千尋の神隠し」の舞台とも噂される九份は、狭く急な階段を170段登ります。湯婆婆の風呂屋の雰囲気に似ている阿妹茶樓(アメチャロウ)。24年前の映画なのに、今だに根強い人気があり、夜景の写真を撮るのに人でごった返しでした。 実際には、宮崎駿監督は、九份がモデルではないと言ってるとの事ですが、映画の世界の中にいるようなイメージでした。

 久しぶりに訪れましたが、どこか懐かしく郷愁的な台北の街並です。

 さて、無事に視察・観光も終わり 日本と台湾は農業でもつながりが深く、台湾でとれた作物を日本で育てるなどリレー栽培というのがあるとのことです。

 これからもお互いの農業が栄えていくことを願います。

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