【200】夏バテ予防の日本の鰻と韓国の参鶏湯

 梅雨が明けるやいなや猛暑の連日。 体調管理には気を使いますね。
日本では昔より夏の期間は夏バテしやすいこともあり「丑の日」に鰻を食べる習慣があります。もともとは「う」のつく食べ物、梅干し、瓜、うどんなどだったとのことですが、江戸時代に夏に売り上げのよくないうなぎ屋さんが、学者の平賀源内に相談したところ、「本日、土用丑の日」と看板をあげること提案し、商売繁盛になったとのこと。
以来、土用の丑の日には鰻を食べる習慣ができたようです。確かに、鰻には栄養もあるし、今では高級食材ですから疲労回復のご利益がありそうですね。
 お隣の韓国にも韓国版土用の丑の日があります。夏の間に3回「伏日(ポンナル)」という日がこれで、この日には参鶏湯(サムゲタン)を食べる習慣があります。ご存じの方も多いと思いますが参鶏湯は、鶏1羽まるまる使い、お腹の中に、もち米、高麗人参、ニンニク、ナツメ、栗、松の実などの漢方の具財を入れて煮込むタン(湯・汁物)料理です。
ポンナルは、暑い時に熱い参鶏湯を食べて、夏の暑さに負けない身体を作る重要な行事なんです。
 私も参鶏湯が大好きで、本場韓国でのおすすめは、ソウル市内観光時には必ず行く景福宮(キョンボックン)のそばにある「土俗村(トソクチョン)」というお店です。 
じっくり煮込まれた鶏肉エキスたっぷりの濃厚なスープはたまりません。今はレトルトで日本でも購入できるので、是非この夏におためし下さい。

さて、TOKYO 2020(オリンピック、パラリンピック)が始まりました!
開催の可否はともかく、やはり夢中で選手たちを応援してしまいますよね。
すべての競技のアスリートの方達に、勇気と感動をもらっています。  
最後までガンバレ日本!! 感動をありがとう!!

高麗人参入りの
土俗村の参鶏湯
私の地元 佐原のうな重

Y.H

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