【242】江戸にふれる

2025年のNHKの大河ドラマが始まりました。数年前からNHKプラスを駆使して、しっかりと大河ドラマを毎回みていす。今年は、江戸が舞台。平和が続き、華やかな江戸の文化が花開く時代。横浜流星のハンサムぶりと共に今後が楽しみです。

 さて その舞台の江戸は100万を超える人たちが暮らしていた街、東京の街を歩いているとその名残りを感じること多々あります。この街に暮らした江戸の人々が、どんな暮らしをして、何を食べて来たのかは私にとって一番興味のあるところです。

 私の個人的な意見なのですが、良し悪しはべつとあらゆる文化面で東京は京都に勝てないと思っています。京都が長い歴史をもって築き上げた文化は盤石で、たかが数百年の歴史の江戸(東京)が及ぶものではないと思っています。食文化も然りです。

江戸を代表する食は、うなぎ、すし、そば、天ぷら。これらのものは、今でいうファーストフードやスナック的なものだったようです。

さっとお店に入り,長居は無粋だとばかりに、さっと食べ、さっとお勘定を済ませる。気の短いといわれる江戸っ子の性分に合ったのでしょう。いまではファーストフード、スナックどころか高級店で食べるものもでてきていますが、より美味しく、良いものへと昇華させていくのは江戸の人たちの持つ力なのでしょう。

 東京の街をぶらりと歩きながら、江戸にふれ江戸の食べ物を味わう。そんな小さな旅を今年は考えてみたいと思います。

延期なった「琳派の世界へようこそ!」を4月19日(土)17時から日本橋奈美路やにて開催します。琳派研究の第一人者河野元昭先生のお話と江戸料理に詳しい冬木れい先生の監修した江戸料理をお楽しみいただきます。

詳しくはホームページをごらんください。

20周年記念 2025年4月9日 琳派の世界へようこそ! – PICO TOUR

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