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【100】歴女とともに忍城歴史散歩
“日本一暑い街”として知られる埼玉県熊谷市の隣に位置する行田市は、2012年に公開され、話題となった映画『のぼうの城』の舞台となった、忍(おし)城があった土地です。忍城は、別名を“忍の浮き城”といい、湿地帯を利用し、沼地 […] -
【99】一年に一度、大切な法要
土地によって異なるのですが、私の旦那の出身の東ブータンの習慣ではブータン暦(陰暦)のロサル(お正月)が終わると家族の一年の無病息災を祈るプジャ(法要)をします。日付は決まっていないのですが、家族に厄年の人がいると特に早め […] -
【98】人の暮らしに寄り添う旅
先日 企業の役員をしている友人からメールが入った。来年度の新入社員が入社前の研修でモンゴルへ行って馬に乗るという。時期は3月、こんな時期にモンゴルに行って大丈夫だろうかという質問だった。 私が最初にモンゴルを尋ねたのは9 […] -
【97】いい年に なーあーれっ!
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。新年にちなみ、神社のお話を― 昨年、神社庁の方から神社と神道についてご講義いただく機会がありました。 そのなかで、とても衝撃を受けたことがあります。それは […] -
【96】谷中猫町散歩
海外を旅行していると、しばしば街中に猫を見ることがあります。人間とつかず離れずの距離で、異国の街並みに溶け込み、自由気ままに生きているたくましい猫の姿は、帰国後も、旅の楽しい思い出とともに鮮やかに思い出されます。日本でも […] -
【95】ウクライナとのより一層の黄龍を願う
先月ヨーロッパに隣接するウクライナ視察に同行しました。昨年の福島原発事故を受け、その教訓を生かせないか、という趣旨で、日本からの参加者は、少人数ではありましたが、チェルノブイリ原発の30k圏内制限区域内(許可が必要)に入 […] -
【94】ブータンらしい、歩行者の日
ブータンには“歩行者の日(ペデストリアン・デー)”という日があります。 毎週火曜日は各都市の中心部で朝8時から18時まで特定車両を除く車の乗り入れが禁止されています。特定車両は緊急車両や公共車(タクシー、市バス)、観光客 […] -
【93】長江
私の好きな漢詩があります。 たいへん有名な漢詩でご存知の方も多いと思います。 朝早く、朝焼け雲のたなびく白帝城に別れを告げて、千里先の江陵まで、一日で行く。両岸の猿の声が、絶え間なく続くうちに、(私の乗った)小舟は、いく […] -
【92】ラマダン徒然草
「ラマダン」とは、354日を1年とするイスラム暦の、12個ある月のひとつです。その1ヶ月間、イスラム教を信仰する人は太陽のあるうちはいっさいの飲食を絶ち、断食を行うのです。なぜイスラム教徒でもない私がラマダンの話をするの […] -
【90】「空海ロード」を考える
東日本大震災から、1年3ヶ月、「鎮魂の年」である。まだまだ多くの日本人の心の傷は癒えていない。今は、日本を、そして自分の未来を、静かに、じっくり考えてみる時期なのかもしれない。 ここで、時空を越えてみたい。今からちょうど […] -
【91】観たらインドに行きたくなる! ~インド映画 ロボット~
インド映画というと、14,5年ほど前に日本で流行った“ムトウ 踊るマハラジャ”が有名です。ヒーローは、日本人から見ると、特にイケメンでもなく若くもない、本国では有名俳優とのことですが、一見とても普通にインド人らしいオジ […] -
【89】義理のアマ(母)
ブータン人の旦那と8年前に結婚し、首都・ティンプーに旦那の家族と暮らしています。旦那の父は他界しており、母、姉家族4人、兄家族2人、私達4人の11人と猫1匹で暮らしています。ブータンでは親族が居候するのはまだ当たりで、姉 […]