“韓国”といえばまずキムチを思い浮かべる方も多いはず。世界のどこででもキムチは浸透しています。キムチは地域、材料などにより200種類以上あるといわれています。一般的にキムチと言えば白菜キムチが代表すると思います。
キムチの材料の白菜は、大腸がんの予防に効果があると言われていて、にんにくを入れれば胃液の分泌を促進し、消化を助ける唐辛子の粉も入れ、発酵する際作られる乳酸菌には抗菌作用もあり、申し分ない健康食品です。
韓国では、一年を通してキムチを食べ、大体は家庭で作られます。
キムジャンとは、11月から12月の初旬に長い冬の間に食べる大量のキムチを漬けることをいいます。2013年に、ユネスコ世界無形文化遺産に登録された韓国の文化的行事です。
キムジャンの時に作るキムチは、主に白菜キムチと大根キムチの2種類。他の野菜に比べて長期保存が可能で、ちょうど旬だからです。大量につけたキムチの保存は、大きな甕に入れ、甕を藁で包んで土の中に埋めて保管するのですが、最近では、マンションが多い都会ではキムチ専用のキムチ冷蔵庫を利用して保存します。
白菜を大量に購入する一大イベントなので、キムジャンボーナスを出す会社も多かったようですが、今は少なくなってきたとか。また、若い方の家庭では、いつでもスーパーで購入できるので、キムジャンをしないこともあるようです。
韓国のキムチ文化は歴史もあり、ソウル仁寺洞にあるミュージアムキムチ間(旧キムチ博物館)に行くのも面白いと思います。余談ですが、酸っぱくなったキムチは苦手だと言う方も多いですが、酸っぱいキムチはキムチチゲ(鍋)に最適です。 私は、韓国料理の中でもキムチチゲが大好きです!豚バラ肉とキムチ、あとはお好みの材料を入れて煮込むだけ。
酸っぱければ酸っぱいほどいいお味になりますよ!寒くなるこれからの季節、
是非お試し下さい!