-
【93】長江
私の好きな漢詩があります。 たいへん有名な漢詩でご存知の方も多いと思います。 朝早く、朝焼け雲のたなびく白帝城に別れを告げて、千里先の江陵まで、一日で行く。両岸の猿の声が、絶え間なく続くうちに、(私の乗った)小舟は、いく […] -
【92】ラマダン徒然草
「ラマダン」とは、354日を1年とするイスラム暦の、12個ある月のひとつです。その1ヶ月間、イスラム教を信仰する人は太陽のあるうちはいっさいの飲食を絶ち、断食を行うのです。なぜイスラム教徒でもない私がラマダンの話をするの […] -
【90】「空海ロード」を考える
東日本大震災から、1年3ヶ月、「鎮魂の年」である。まだまだ多くの日本人の心の傷は癒えていない。今は、日本を、そして自分の未来を、静かに、じっくり考えてみる時期なのかもしれない。 ここで、時空を越えてみたい。今からちょうど […] -
【91】観たらインドに行きたくなる! ~インド映画 ロボット~
インド映画というと、14,5年ほど前に日本で流行った“ムトウ 踊るマハラジャ”が有名です。ヒーローは、日本人から見ると、特にイケメンでもなく若くもない、本国では有名俳優とのことですが、一見とても普通にインド人らしいオジ […] -
【89】義理のアマ(母)
ブータン人の旦那と8年前に結婚し、首都・ティンプーに旦那の家族と暮らしています。旦那の父は他界しており、母、姉家族4人、兄家族2人、私達4人の11人と猫1匹で暮らしています。ブータンでは親族が居候するのはまだ当たりで、姉 […] -
【88】ブータンに嫁いだ表さん
私はブータンの旅行社の者ですが、ぜひ一度ブータンのお話を聞いていただけませんか?今から7年ぐらい前、一通のメールが届いた。 当時 私はブータンについての知識はほとんどなく、国民幸福総生産という言葉を知っている程度だった。 […] -
【87】ふくしま一年
日中の空気がようやくぬるみはじめました。しつこくつづいた寒さのせいで、今年は梅も桜も開花予想が例年より1週間ずつ遅いとか。でも、確実に一歩一歩春に近づいているのを実感します。 日本人ならばどなたでも、思い出深い桜の名シー […] -
【86】八大龍王宮 秩父今宮神社
2012年は辰年です。12年に一度の機会、龍神を祀った神社をお参りしてきました。関東の龍神の神社としては、箱根の九頭龍神社や長野の戸隠神社が有名ですが、都内から特急で1時間半ほどで行くことができる秩父にも、龍神の神社があ […] -
【85】未来を創るお手伝い
by Yonezawa -
【84】ロイヤル・ウェディングな一年
先月の訪日で日本でも一遍に有名になったブータンのジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチェク5代目国王とジェツン・ペマ王妃。お二人の優しく微笑ましい姿に癒された方も多いのではないでしょうか?ブータンは国王が婚約を発表された時から […] -
【83】北京の地下壕
先日 北京の大柵欄街(だいさくらんがい)へ行く機会があった。大柵欄街は北京を代表する遊興地だった。私が初めていった頃は、細い道で、食べ物屋や小さなお店が軒を連ねていたが、久しぶりに訪れた大柵欄街は昔の建物を再現した新し […] -
【82】インドネシアのさかな感
しつこい暑さが去り、ようやく秋らしい陽気になってきました。今年は震災の影響で東北方面からの水揚高が心配されていましたが、岩手県宮古漁港から新鮮なさんまが6,000匹も届き目黒のさんま祭が盛大に執り行われたニュースは、みな […]