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【34】旅の楽しみ
極論ではあるが、旅の楽しみは見る・食べる・買うに集約されるのではないかと思う。とりわけ 女性にとって買うことは旅の中でも大きな位置をしめていると思う。 私もその例外ではない。また どうも人に左右されやすい性格らしく、そ […] -
【33】野良犬様事情 ―バリ島編―
『神々の住む楽園・バリ島』とはよく云われるが、実はバリは『野良犬天国の島』でもある。実のところ島でみかける野良犬はほとんどが人に飼われていて、単に放し飼いにされているだけなのだが、いまは敢えて『野良犬』と記することにする […] -
【32】お犬様御殿(ブータンより)
ブータン王国の首都ティンプーは人口約9万人の小さな首都です。 しかし野良犬が7千匹はいるだろうと言うことです。チベット仏教が国教で殆どの国民が敬虔な仏教徒ですので、例え自分の血を吸う蚊であろうとも殺生を嫌います。そして犬 […] -
【31】端午節
日本では5月5日は端午の節句になっていますが、中国では、旧暦5月5日に行うことが一般的です。西暦に換えますと、6月の中旬か下旬になります。今年は6月19日でした。 「端午節」の由来はいまから2300年前の中国の戦国時代か […] -
【30】6月の花
爽やかな5月も終わり、季節は夏へと近づいてきました。様々な花を咲かせていた植物もいつのまにか、緑におおわれています。こんな時期 いつも 私を楽しませてくれるのが、『未央柳』という木です。雨にぬれた緑の中に鮮やかな黄色い […] -
【29】ゴルフ天国オーストラリア
オーストラリアはスポーツが盛ん。日本で人気の野球は残念ながらポピュラーでないしあまり強くないが、クリケット、フットボール、水泳、ゴルフなどなど実にさまざまなスポーツが誰でも手軽に楽しめ、世界的にも優れた選手を多く輩出して […] -
【28】朝日を聴きに
日の出まぢかの海岸に、音もなく天使たちが集まりはじめる。 まもなく水平線が黄金色に輝きだすと、天使たちは ある者は耳にてのひらを添え注意深く、ある者は輝きを胸いっぱいに吸い込むように大きな動作で、朝日の醸す特別な音色を […] -
【27】元宵節
長い連休が続く春節より、子供の頃は元宵節のほうが楽しみだった。 「元宵節」は中国の旧暦の正月15日で、上元節ともいう。元宵の「元」は一月、「宵」は夜の意味で、旧暦1月15日は新年最初の満月の夜になる。この春節後の最初の満 […] -
【26】リゾートからのメッセージ
凧を趣味とする友人から届いた年賀状には、連凧が青空を泳ぐ姿が写っていました。連なる凧のひとつひとつに音符が描かれていて、ぜんぶ並べるとメロディになるデザインでした。訊いてみると、その凧はごみ袋をリサイクルして作ったものと […] -
【25】年末年始の思い出
新年 明けましておめでとうございます。今年の皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。 この仕事をしているとよく年末年始はお忙しいでしょうといわれます。ところが幸か不幸か、比較的のんびりとした年末年 […] -
【24】夜空を焦がす大花火
子供の頃母に連れられて河原で見た花火は菊の大輪が夜空を覆うだけの単調なものがほとんどだった。日本の夏の風物詩の花火は今や華麗で優雅であり、そしてドラえもんやミッキーの顔を演出し、見ている人々を感動の世界に誘ってくれる。そ […] -
【23】酸辣粉
先日、とある中国食品店で、即席の酸辣粉をみつけた、とてもうれしかった。しかもメーカは老舗の「白家」だ。 酸辣粉は成都の独特な食べ物で、「麻婆豆腐」と同じように100年以上の歴史を持っている。伝説によると、清の末、戦乱を逃 […]