【221】ソウルの下宿生活

懐かしい写真が出てきました。
約30年前、韓国語を学びに「延世大学 語学堂」に留学時の下宿の写真です。
現在でも下宿する方は多いようですが、今見ると とても質素なお部屋ですね。
場所は、ソウルの有名大学が多くある学園都市の新村(シンチョン)です。
四畳半ほどのオンドル部屋には、布団も机も何もなく、南大門市場に買いに行ったのを覚えています。
この写真は、下宿生活に入り家族に送ったもので、裏に説明付で、「布団のセットはこれで1万円」と書いてありました。
お風呂はなく、シャワー、トイレ、洗濯機は4~5人の共同で、1日に朝・夕食付で当時1か月の家賃は6万円ぐらいでした。
語学堂の学生は在日韓国の方、米兵、現地駐在員が多く、日本人の女性もその頃から大勢いました。
学校以外では、日本の友人と行動していて、日本語で話してばかりでそれが今になって反省点です。
最初の下宿に半年くらいいたのですが、廃業することになり引っ越しも経験。
次の下宿は、私以外は皆延世大学の男子学生。またトイレの個室の中にシャワーがついているという、非常に不便でしたが、アジュマ(おばさん)の料理は美味しかったな~。
大釜にご飯、大鍋にクッ(汁もの)が用意されていて自由に食べるスタイルでした。
もう二度と体験できないことですが、その時の韓国の友人とも疎遠になってしまい、
連絡先もわからなくなりそれも残念です。
今度ソウルに行ったら、新村あたりをぶらりと懐かしんでみたいですね・・・。

部屋の入り口
勉強机
寝具

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